生産者の挨拶

ごめん下さい、生産者の佐藤一寿です。新潟県の中央部三条市で米づくりをしている専業農家です。
毎日安心して食べ続けることの出来る日本人の主食のお米を、こだわりを持って作り続けて40有余年、現在地元の他、関東・関西を中心に約150世帯のお客様にお米をお届けております。

農薬を極力使わず有機肥料だけで栽培すると、年々土壌微生物の働きが活発になり、土の力が増して病害虫に負けない稲になっています。
更に、秋の収穫後に田んぼにお礼の意味で発酵鶏糞と米ぬかを施用すると、年々お米の味が向上し毎年食味コンクール出品出きるほどの美味しさになっています。

私の一番のこだわりは『お米も生鮮食品』と考えることです。
収穫直後の新米の鮮度を一年を通して保ち続け、食卓に新米の新鮮さをお届けし続けたいと色々と工夫しています。
究極の貯蔵法といわれる籾での通年貯蔵です。元々籾は稲の種子です。いつでも発芽できる状態は鮮度が低下しません。半月毎に籾摺りし直ぐに低温保冷庫に13℃で保管します。お米は14℃で呼吸が止まるので、JAの低温倉庫も14℃の設定です。
毎日出荷する分だけ精米し、すぐに袋詰めをし脱酸素剤を入れて発送します。空気中には21%の酸素があり、お米が酸化して古米化するのを防止すると同時に、虫の発生も抑えられます。
今、農家として出来るあらゆる方法で、新鮮なお米をお届けしたいと思っています。

第二のこだわりは『毎日食べるお米が機能性食品に変身』です。
玄米は表示上の栄養価は高いのですが、表面に硬い糠層があり消化率が良くありません。魔法のお米ミルキークイーンの分搗き米がお勧めです。ミルキークイーンは硬くなりにくい特性があり、5分搗きでも普通の炊飯で美味しくお召し上がりいただけます。
ビタミンやミネラルが豊富な胚芽の部分が消化よく毎日食べ続けられます。更に『黒米』もお勧めです。
表面には紫色の色素『アントシアニン』が豊富で、活性酸素の働きを抑え病気の予防や美肌効果も期待できます。

『安全なお米』『新鮮なお米』『美味しいお米』『健康になるお米』そんなお米を皆様にお届けしたいと頑張っています。

佐藤農産有機センター 佐藤一寿

 

生産者情報

【所属】三条市有機農業連絡協議会 副会長・三条まんま塾 理事・須戸みどり保全会 代表

【米作り歴】44年

【名称】佐藤農産有機センター

【所在地】〒955-0004 新潟県三条市須戸新田1130

【電話】090-2669-6453

【FAX】0256-38-7224