健康・美容に!話題の古代米

黒米の表皮には紫色の色素ポリフェノールの一種アントシアニンが多く含まれています。アントシアニンは体の中で活性酵素の働きを抑制し、老化の防止や美肌効果があります。各種のミネラルも豊富に含まれ、血液をサラサラにし動脈硬化の予防にもなります。

更に食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌の増殖を抑える力がある事が分かってきました。白米2合に大さじ1杯(15グラム)の割合で混ぜて炊き込むと、小豆ご飯のようなお赤飯になります。

紫黒米水稲糯品種「朝紫」について

紫黒米(しこくまい)とは、玄米の表面が濃い紫色をした黒米のことで、中国や東南アジアなどでは古来より薬膳料理や祭儀等に用いられてきたといわれています。

しかし、在来種の紫黒米は長稈で倒状しやすいなど栽培しにくいものでした。そこでインドネシアのバリ島在来の紫黒米に日本の改良品種を三度掛け合わせることにより1996年、日本で初めての改良型紫黒米「朝紫」が誕生しました。

2つの意味が込められている

「日本初の紫黒米であり、今後の発展を祈る気持ち」を込めて「朝紫」と命名されました。

紫黒米「BP-1」を中心として掛け合わせ

朝紫は紫黒米である「BP-1」を中心に、さまざまな種類を掛け合わせつくられました。

 

精米すると白くなる

玄米は黒(濃い紫)ですが、もみ殻にはほとんど色が付いておらず、精米すると白いもち米になります。粒は小さくやや細長い形状をしています。

餅米なので、もちもちとした食感を楽しむことができます。
また、七分づきなど精米の加減を調節すると、炊飯時のお米の色が赤紫になります。

 

お赤飯におすすめ

赤紫色を上手く生かしたお赤飯がおすすめです。
お好きな分づき具合を選び、調理してみましょう。